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沖縄での日常生活を通して思ったことを綴っています―もりのひとワークス非公式ブログ

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第6次産業って、なに?

6次産業という言葉は
1、2、3次産業を全部こなすという意味で、
合計が6になるから、そういう名前にしたらしい。

沖縄県の南の離島、石垣島で作られ販売された「石垣島のラー油」が大ヒットして、
大手食品メーカーから食べるラー油などの廉価版の模倣品が出るほどのブームになった。

今でも、東京銀座の沖縄特産品アンテナショップ・わしたショップでは
石垣島のラー油を買い求めるお客さんが仕入れの日に列を作るらしい。

石垣島でとれたトウガラシやにんにくなどを使ったこの加工食品は
6次産業の鏡みたいに見えるが、
実際は大量生産が難しく、ブランド品にこそなれど、
大衆向けの一般商品にするのはやはり、
原料を海外から仕入れ、製造する大手メーカーの仕事だった。

この顛末を見てると
自前で6次産業を育てるより、
やはり役割分担としての1次、2次、3次産業をそれぞれ伸ばす方が
大きな産業を育てるという観点からすると現実的なのかな、と思う。



そもそも、6次産業の利点があまりぱっとしない。

流通や原料の在庫を抱えるリスクを低く抑えること意外に特に思い浮かばない。

1次産業に特化したいわゆる農家が
流通(販売)に頭を悩ませているのであれば、
自前で加工食品にしようというのも分かるのだが、
実際は、値段を気にしなければ、加工用農産物としてほとんど売れる。

というか、加工や販売の仕組みを作るより、
農産物を販売する方が少ないノウハウで可能である。

流通の過程で吸い取られる手数料が全て自社に落ちるというのも利点として挙げる人がいるが、
それだけのテマヒマをかけるための費用であり、
自前でやっても2次3次部分のために人を雇ったり、設備投資があったりで結局経費がかさむ。

そこまでそろばんを弾いて走り出している6次的経営であれば杞憂で終わるのだが。



これは想像だが、
石垣島のラー油の生産規模を拡大しようと思ったら
まず、トウガラシやにんにく、その他の様々な香辛料の生産から拡大しないといけない。

そのための土地や人の確保やコストがまず最大のネックだろう。

一商品のために広大な農地と労働力が必要だが、それを自前でそろえるリスクも相当なもの。

1次産業と2、3次産業との住み分けは
リスクの分散からという視点から見るととても機能的である。



6次産業を作り出すためには、
初期からのクリエイティブな育成ではリスクの壁が立ちはだかる。

であれば、すでに広大な自社農場を買い集めてきたような大手企業が取り組めばよいし、
そういう取り組みは、6次産業と言う言葉が聞こえるようになるもっと前から存在していたはずだ。



話がネガティブになってしまった。

結局、1次産業が「産業」として成り立っていないと
2次も3次も、その一元化も出来ないだろうと思うのです。

それが成り立っていないのが、日本国内の現状ということ。




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